Tuesday 19th August 2025
Durbar Marg, Kathmandu

温泉旅館とは、風呂に温泉を引いている宿泊施設のことです。

つまり、温泉風呂に入ることを目的として泊まる宿とも言えます。

江戸時代までは、宿は内湯を持たず、共同浴場である外湯へ入浴しに行くと言う形が一般的でしたが、徐々に内湯を持つ宿が増え、昭和40年代以降には、多くの温泉旅館が内湯を持つようになりました。

全国で最も温泉地が多いのは北海道で、次いで長野県、青森県となっています。

特に北海道は、登別温泉や洞爺湖温泉などで、全国的にも良く知られています。

一方、湧出量が日本一多いのは、大分県の別府、湯布院となっていて、その他にも、亀川温泉や長浜温泉などがあり、大分県は、温泉旅館のみならず、誰でも入浴することが出来る公衆浴場が多いことでも知られています。

温泉は、身体の芯まで温める効果があり、成分によっては、様々な効能があることから、今も昔も、疾病治療のための湯湯治で人気があります。

このような、湯治のために長期滞在する場合には、温泉旅館は欠かせない存在です。

※参考HP:ホテル双葉邸

旅館とは、客室が5部屋以上ある宿泊施設のことを言います。

部屋は和室で、床の間があるなど、日本古来の古き良き伝統と、非日常の空間を提供しています。

また、部屋には浴衣が用意されていて、館内を浴衣で過ごすことが出来ます。

旅館は、ホテルなどとは異なり、部屋数も少なく、また、全ての宿泊客に隅々まで行き渡るようなおもてなしが特徴となっています。

多くの場合、旅館には仲居さんがいて、料理や布団の用意など、細かい接客をしてくれると言う特徴があります。

食事も大広間ではなく、自分の部屋で、ゆっくりと味わうことが出来ると言う点も魅力の一つです。

そのため、近年、温泉旅館は外国人にも人気があり、外国人の宿泊客も増加傾向にあります。

このように温泉旅館は、日本の文化を体験しながら、ゆっくりと温泉に浸かり、そして料理も楽しむことが出来ると言う、とても貴重な存在でもあります。

最終更新日 2025年7月24日

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