社員旅行を決めるときには、いろいろなことを複合的に判断しなければいけません。
まず第一に考えなければいけないのが、行き先です。
予算の範囲内で行ける箇所をいくつかピックアップして、どこが良いかを選びますが、この時にもまず頭に思い浮かべるのが、できるだけたくさんの社員が喜んでくれる場所をセレクトすることです。
例えば1部の社員が、熱烈に行ってみたいと願う場所があったとしても、他の社員がしらけてしまっては意味がありません。
まずは絶対数の多さを最大公約数で決めていくのが第一です。
行き先が決まれば、後はそこに行って何をするかも決めていきます。
基本的に社内には若者から年配者まであらゆる年代の人が在籍していることが想定されます。
若者向けのアクティビティーばかりを盛り込むのも違いますし、ただただのんびりするプランを立てても、年配者しか喜びません。
どちらも楽しめるような中身になれば1番良いですが、 折衷案を提案したり一時的に2手に分かれるというのも良い手段 です。
それぞれの楽しみ方がどんなものだったのかを再び集った時に話が出来るように夕食などをセッティングできれば、旅の思い出としては偏ったものにならず、おすすめです。
食事にも頭を悩ませなければいけません。
全員が好きなものを楽しめる食事としては、バイキングやブッフェ形式が最適ですが、すべての食事をそうするわけにもいきません。
この時でも、年齢によって偏りが出にくい食事を選ぶのが良い方法です。
旅行先の名物・普段は食べられないようなものだと文句が出にくいので、できるだけ地場の名物をリサーチして振る舞ってもらうと良いです。
後は個人でアレルギーなどを持っている人もいるため、事前に調べておく必要があります。
宿泊の際も気を配るべき点は多く、何人部屋にするのか、どのような配置にするのかなどは慎重な判断が必要です。
交流をより深いものにするために、いろいろな拠点の人を1部屋に集めるというのも1つの手ですが、仲が良いとか波長が合うとか、その逆も当然あるため事前に調べておかないとトラブルになる可能性が出てきます。
宿泊施設に温泉があることは、ほとんどの人にとって望ましい設備と言えます。
できるだけたくさんの社員に喜んで欲しいという気持ちがあれば、社員旅行は成功に近づけられます。
常にみんなの笑顔を考えてプランを練るのが一番です。
最終更新日 2025年7月24日