みなさん、こんにちは!バンコク在住のフリーランスライター、佐々木涼子です。
バンコクで新しい生活を始めようとワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
私自身、4年前にバンコクに移住してきた時は、物件探しに苦労した経験があります。
今回は、そんな経験を活かして、物件見学前に必ずチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。
このガイドを読めば、バンコクでの物件探しがぐっと楽になるはずですよ。
目次
ロケーションの選定
交通アクセスの便利さを確認
バンコクで快適に暮らすなら、交通アクセスは本当に重要なポイントなんです。
私が最初に住んだコンドミニアムは、BTSの駅から徒歩15分。
雨季の夕立や真夏の炎天下では、この距離がとても長く感じられました。
理想的なのは、BTSやMRTの駅から徒歩5-7分以内の物件です。
駅周辺は少し家賃が高めになりますが、毎日の通勤や買い物を考えると、その価値は十分にあります。
また、近くにモーターサイやタクシーの乗り場があるかどうかもチェックしてみてください。
渋滞時や深夜の移動手段として、これらの存在は意外と重要なんですよ。
周辺環境の安全性と利便性
バンコクの治安は比較的良好ですが、やはり地域によって差があります。
私のおすすめは、以下のような施設が徒歩圏内にある物件です:
- コンビニエンスストア(セブンイレブンやファミリーマート)
- スーパーマーケット
- ローカルマーケット
- 飲食店
- 病院やクリニック
特に、24時間営業のお店があるエリアは、夜間の安全性も高く、急な買い物にも対応できます。
また、地域のコミュニティの雰囲気も大切です。
日本人駐在員が多く住むスクンビット通り周辺は、初めてバンコクで暮らす方にとって心強い環境かもしれません。
物件の設備とインフラ
必要な設備が揃っているかチェック
バンコクの物件で特にチェックしたい設備をまとめてみました:
設備項目 | チェックポイント | 重要度 |
---|---|---|
エアコン | 各部屋の設置状況と性能 | ★★★★★ |
給湯設備 | シャワーとキッチンの有無 | ★★★★☆ |
セキュリティ | カードキー、防犯カメラの有無 | ★★★★★ |
収納設備 | クローゼット、シューズボックス | ★★★☆☆ |
キッチン設備 | コンロ、換気扇の種類 | ★★★★☆ |
私の経験上、特にエアコンの性能は重要です。
古い物件の場合、電気代が予想以上にかかることがあるので、設置年数も確認しておくといいですよ。
インターネットや公共施設の利用状況
リモートワークが一般的になった今、インターネット環境は特に重要です。
物件を見学する際は、その場でスピードテストを行うことをおすすめします。
私の場合、物件見学時に実際にZoomテストを行わせてもらいました。
また、以下の点もチェックしておくと安心です:
- 共用施設(プール、ジム、ランドリー)の利用時間
- 宅配便の受け取り方法
- ゴミ収集システム
- 駐車場やバイク置き場の availability
特に、宅配便の受け取りシステムは、オンラインショッピングをよく利用する方には重要なポイントになります。
予算とコスト管理
バンコクの不動産価格相場を理解
バンコクの家賃相場は、立地や物件の新しさによって大きく異なります。
私が住んでいるスクンビット地区では、1ベッドルーム(35-45㎡)のコンドミニアムの場合:
グレード | 家賃相場(月額) | 物件の特徴 |
---|---|---|
ハイグレード | 45,000-80,000バーツ | 高級内装、充実した共用施設 |
ミドルグレード | 25,000-45,000バーツ | バランスの良い設備と立地 |
スタンダード | 15,000-25,000バーツ | 基本的な設備は完備 |
ただし、BTSやMRTの駅から少し離れれば、20-30%程度安くなることも。
毎日の交通費との兼ね合いで、総合的に判断することをおすすめします。
予算内で理想の物件を見つけるコツ
私がよく実践している予算管理のコツをご紹介します。
まず、月の手取り収入の30-35%程度を住居費の上限に設定するのがおすすめ。
例えば、手取りが10万バーツなら、家賃は3万-3.5万バーツが目安になります。
ただし、以下の費用も考慮に入れる必要があります:
- 電気代(エアコン使用で2,000-4,000バーツ/月)
- 水道代(200-500バーツ/月)
- インターネット費用(600-1,000バーツ/月)
- 共益費(管理費として家賃の5-10%程度)
物件の管理状況と維持費
管理会社の信頼性を評価
物件の管理状況は、長期的な住み心地に大きく影響します。
私が特に注目するポイントは:
- 24時間体制の管理室の有無
- 清掃スタッフの常駐状況
- メンテナンス依頼への対応速度
- 英語対応可能なスタッフの在籍
実際の入居前に、口コミサイトやSNSで住人の評価を確認するのもおすすめです。
また、管理会社の対応を見る良い機会として、物件見学時の様子も参考になります。
維持費や追加費用の見積もり方法
バンコクの物件では、意外と見落としがちな追加費用があります。
私の経験から、以下の費用を事前に確認することをおすすめします:
- 敷金(通常2ヶ月分)
- 前払い家賃(通常1ヶ月分)
- 契約更新料の有無
- 共益費の具体的な内訳
- 駐車場代(必要な場合)
特に初期費用は、家賃の3-4ヶ月分程度を見込んでおくと安心です。
最近では、日本人向けの不動産サービスも充実してきています。
特に、ディアライフの口コミを見ると、日本人スタッフのきめ細かなサポートが高く評価されているようですね。
実際にディアライフの口コミや評判を見ると、入居後のサポートや無料の住宅保険など、安心できるポイントが多いことがわかります。
それでは、実際の物件見学時のポイントを確認していきましょう。
実際の見学時に注意するポイント
見学時に確認すべき具体的な事項
私が物件見学時に必ずチェックすることをご紹介します。
まずは、物件内の細かいチェック:
- 水回りの水圧
- 壁や天井のシミや傷
- 窓の開閉状態
- 日当たりと通風
- 騒音レベル
- 家具や電化製品の動作確認
そして、建物全体のチェック:
- エレベーターの稼働状況
- 共用部分の清潔さ
- セキュリティシステムの運用状態
- 駐輪場や駐車場の使用状況
現地でのコミュニケーションのコツ
タイの不動産エージェントとのコミュニケーションで、私がいつも心がけているポイントです:
具体的な質問を用意しておく:
- 「契約期間は最低どのくらいですか?」
- 「インターネットの契約は個別に必要ですか?」
- 「深夜のエアコン使用に制限はありますか?」
写真やメモを活用して:
- 気になる箇所は必ず写真に撮る
- その場で確認事項をメモする
- 後で比較できるよう物件ごとにフォルダ分けする
まとめ
バンコクでの物件探しは、最初は不安かもしれません。
でも、この記事で紹介した5つのポイントを押さえておけば、きっと理想の物件に出会えるはずです。
私自身、何度か引っ越しを経験して、やっと今の快適な住まいに巡り会えました。
特に重要なのは:
- 交通アクセスの良さ
- 周辺環境の充実度
- 設備の充実度
- 予算とのバランス
- 管理状況の良さ
最後に一つアドバイスを。
理想の物件が見つかったら、すぐに決断することをおすすめします。
バンコクの不動産市場は動きが速く、良い物件はすぐに決まってしまうんです。
みなさんが素敵な住まいと出会えることを願っています。
何か質問があれば、コメント欄でお待ちしていますね!
最終更新日 2025年7月24日