初めての子育てには様々な悩みがつきものですが、その中でも大切な子供が通うことになる保育園はどんな点を重視して選べばいいのか悩んでいる方は少なくありません。
そこで参考になるのが実際に保育園を選ぶ経験をしている先輩ママ・パパの声であり、初心者は経験者の声をしっかり集めて後悔しない保育園選びをすることが大切になります。
目次
保育園選びで重視すること
そこで実際に施設を探す「保活」経験者が、入園前に重視した点は数多くありますが、その中でも最も重視されていたのが「自宅からの距離が近いところ」であり、次に「駅からの距離」と「延長保育の有無」などが挙げられました。
これらの結果は子供を預ける親にとって通いやすさと預けやすさが重視されていることがわかります。
中には保育園が受け入れをしている子供の人数が多いほど入園しやすいと考え、重要視した点に「受入人数と年齢」を挙げる方も多く、施設によって延長保育の対応も異なるので、「何時まで子供を預かってもらうことが可能か」や「祝日にも対応をしてもらえるか」などをチェックしている方も少なくありません。
そして色々な条件を比較した上で選んだ場所に通うようになり、入園前には気づかなかったが重要だと感じた点として、「子供の対応をしてくれる保育士の質と数」が圧倒的に多いことがわかっています。
これは施設に子供を通わせることで、子供の成長に直結するのが保育士の質と数だとされ、先生の園児に対する接し方で成長の伸びは全く異なることや、ハード面よりもソフト面が重要で設備が充実しているよりも保育士が十分にいるほうが、子供の能力や成長に直接関係すると実感している親は多いようです。
周りに相談できる育児経験者に一度相談をして体験談を聞いてみる
実際にせっかく良いところを見つけて入園したけれど、保育士の質や施設の方針が合わないと後で感じ、違う施設に子供を転園させる親御さんも少なくありません。
こういった点からみても入園前と後では感じる発見やギャップは大きく、自分で調べられる表面的な施設の情報だけで選ぶよりも、周りに相談できる育児経験者がいるならば一度相談をして体験談を聞いてみるのも1つの方法です。
子供を送り迎えをする際にやはり大変なのが、雨や暑さ、寒さといった天候が悪い日に通園先が遠すぎては送り迎えが非常に大変になる恐れがあります。
自転車を使用すれば比較的遠くにある施設まで送り迎えすることは可能ですが、子供を連れての移動はハードなので、最寄りの施設を探し入園できるかどうか見極めることも保活を行う上で大切です。
実際に子供の育児にあわせて住まいを探すという方親御さんも増えてきているので、自宅近くに複数の施設があるかどうかもチェックすることがおすすめです。
保育園近くに小児科などの病院や薬局、病児保育が受けられる環境がある
そして子育てをしていく上でやはり重要なのが、子供が低年齢のうちはすぐに体調を崩しがちなので保育園近くに小児科などの病院や薬局、病児保育が受けられる環境があるかも選ぶポイントの1つだと考えられています。
中には小児科と連携をしている場所もあり、預けている間に子供が熱を出してしまってもそのまま小児科を受診させてくれ、預かってもらえるのでキリのよいところまで仕事をしてから安心して迎えにいけるなど、子供がかかりやすい病院との連携があるのかなども確認しておくと安心です。
ただこういった病児保育を行っているところは少数で、非常に人気が高いので入園前にかかりつけ医を決めておき、何時まで診察をしてくれるのか頭にいれておくと病気になっても慌てずにすみます。
毎日お世話になるからこそ、通いやすく子供にとっても成長の場が整っている保育園を選びたいという方は多いですが、住まいと同様に理想通りの施設を探すことは入りやすさはもちろん、通勤先や通勤時間、実家からの距離や予算、公演や病院、道路や駅前の整備状況など複数の要素が絡み合っています。
優先順位をつけた上で何を重要視するのか考える
そこで保育選びのポイントを絞り、優先順位をつけた上で何を重要視するのか考えることがおすすめです。
例えば延長・休日保育関連を重視するならば、延長時間は何時までかのうかや自分の勤務日に対応しているか、延長保育時の補色はあるのかや救難延長保育利用は可能かのチェックが必要です。
送迎に関する点を重視するなら、悪天候時に1人で無理なく送迎できるかやバギー置き場の有無、自転車置き場や駐車場利用の有無や両親に送迎をお願いできるか、お迎えの人が変わる場合の対応や電車遅延や急な残業などトラブルに寛容かを確認しましょう。
給食や親の準備、持ち物を重視するなら、給食の有無や給食のアレルギー対応、準備品や持ち物の多さやオムツの持ち帰りの有無、行事での保護者の役割があるかがチェックポイントです。
まとめ
他にも熱や体調を崩しやすい子供を預ける場合なら、発熱時のお迎え要請の対応やルールの確認と発熱時などの施設の対応方法を知っておく必要がありますし、保育の質を最も重視するならば受入人数と部屋の数に加えて、散歩の頻度や園庭の有無、保育士の人数と持っている資格やキャリア・経験年数の確認が大切です。
最終更新日 2025年7月24日